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2019年女子高生のトレンド予測&2018年の流行を東西別におさらい【TT総研調査】

 トレンダーズのマーケティング研究機関「TT総研 -Teens Trend総研-」は、2018年の流行と2019年のトレンド予測に関して、関東地方および近畿地方在住の女子高校生に調査を実施。結果を発表した。

流行語には「インスタ映え」「TikTok、TikToker」がランクイン

 「2018年に流行った言葉」について複数回答で聞いたところ、東西ともに「それな」、「インスタ映え」、「卍(まんじ)」が上位3つを占める結果に。また「TikTok、TikToker」もランクインした。

関東で大流行の「タピる」とは?

 「2018年に流行ったアイテム(ゲーム、エンタメ、食べ物、コスメなど)」については、東西どちらも食べ物が1位に。東の「タピオカ」については「タピる」という言葉が生まれるほど、関東の女子高生の間でブームとなった。

 また「チーズドッグ」や、5位以内ではなかったものの「韓国ミニ扇風機」といった韓国発の商品の回答が多く挙がった。さらに、東西ともに4位のプリクラ機「PINKPINKMONSTER」のプロモーションに、韓国人モデル「カン・テリ」が起用されるなど、韓国ブームの盛り上がりがうかがえる。

トレンドスポットに欠かせない「インスタ映え」

 「2018年に流行ったスポット」を聞いてみると、東では「タピオカ屋全般」、西では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がトップとなり、地域性が反映される結果に。一方で「スターバックス コーヒー」、「インスタ映えカフェ(CAFE HONEY MI HONEYなど)」が東西ともに上位にランクインし、カフェ人気は地域を問わず続行している。

 また「スターバックス コーヒー」では、ストローにモチーフが付いたものが登場して話題となり、「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」では、工事中の壁面が「インスタ映えスポット」として注目された。このことから、女子高校生のトレンドスポットに「インスタ映え」は欠かせない要素であることがわかる。

アプリは「SNSでのコンテンツ拡散」がカギ

 「2018年に流行したアプリ」では、「TikTok」をはじめ各種SNSが上位にランクイン。また、匿名で質問を募集する「Peing(ペイング) -質問箱-」、自分そっくりのアバターがつくれるアプリ「ZEPETO」など、SNSでのコンテンツの拡散に面白さがあるサービスへの人気が急増している。

2019年の流行を予測!キーワードは「オールスター感」

 「2019年に流行しそうな有名人・アイテム」では、調査対象者にトレンドを予測してもらい、その中から注目すべきものを、同機関が選出した。韓国から人気に火が付いた、聞いていて気持ちの良い音声コンテンツ「ASMR」、韓国コスメで多く販売されている「マットリップ」といった韓国ブームは、2019年も続くと予想される。

 また同機関が特に注目するのは、「ヒプノシスマイク」、「IZ*ONE」、「大乱闘スマッシュブラザーズ」といった豪華メンバー、キャラクターで構成されたアーティストやコンテンツ。たとえば「ヒプノシスマイク」は、声優が披露するラップの完成度の高さが特徴のラッププロジェクトチームで、男性声優12人がキャラクターに扮してラップを歌うラップバトルが話題になっている。

 こうしたアーティストやコンテンツに共通するキーワードが「オールスター感」だ。人気のスターのコラボレーションにより特別感が生み出され、女子高生がますます熱狂すると予測される。

【調査概要】
調査主体:TT総研
調査対象:15~19歳 事前調査で高校生と回答した関東地方および近畿地方在住の女性
調査人数:356名
調査期間:2018年12月14日
調査方法:「LINE Research Platform」を活用したスマートフォンリサーチ

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2019/01/08 08:30 https://markezine.jp/article/detail/30068

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