トレンダーズは、若年層のトレンドやインサイトを分析するマーケティング研究機関「TT総研 (ティーティー ソウケン)」を設立し、公式サイトをオープンした。
TT総研では、「TT(Teens Trend)」すなわち、10代のトレンド情報やインサイトを分析。気になるテーマやイベントについての調査や、リアルな声を拾い上げるための座談会を定期的に実施し、公式サイトで調査レポートを発信していく。
イマドキの女子高校生を6分類「現役JKクラスタ分析」
また同社は、TT総研の第一弾レポートとして、「現役JKクラスタ分析」を発表した。今どきの女子高校生の交友関係、他者意識や価値観などについて調査を行い、その結果をクラスタ分析。現役女子高生を、自らを校内で上位層と認知する「カーストトップJK」、友達が多くInstagramを使いこなす「仲間ファーストJK」、優等生タイプの「ソフトクレバーJK」、自然体を好む「等身大ゆるふわJK」、文化系の部活に多い「隠れパッショニスタJK」、自分の趣味を優先する「マイウェイJK」の6つに分類した。
つぎに、クラスタ別によるTwitterとInstagramの利用状況を調査。その結果、SNSの閲覧状況については、Twitterは全クラスタで7割以上が「週に1回以上」と回答した。一方で、Instagramはクラスタ毎で閲覧状況にばらつきが見られた。週に1回以上閲覧している割合を見てみると、「カーストトップJK」は81.8%、「仲間ファーストJK」は80.4%と8割を超えたが、「ソフトクレバーJK」は69.7%、「等身大ゆるふわJK」は58.9%、「隠れパッショニスタJK」は44.2%、「マイウェイJK」は34.6%という結果となった。
【調査概要】
調査主体:トレンダーズ株式会社
調査対象:15~18歳 事前調査で高校生と回答した女性315名
調査期間:2018年5月17日(木)
調査方法:「LINE Research Platform」を活用したスマートフォンリサーチ
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