JapanTaxiは、タクシーから取得できるビッグデータを活用する部署として「モビリティ研究開発部」を新設した。
同社ではこれまでもタクシーを活用し、車載タブレットでビーコンを受信して通学中の子どもを見守る活動や、AIパイロット設置による路面状況などのリアルタイム確認、配車支援システムを通じた乗客の需要予測、ドライブレコーダー解析による道沿い情報の収集といった活動を行ってきた。今回は、タクシーだからこそ集められるビッグデータを利用し、様々な企業とコラボレーションすることで、タクシー活用の可能性が拓けることから、同部署の設立に至った。
同部署には、同社CTOの岩田和宏氏をはじめ、約10名の専任スタッフが在籍。タクシーにまつわるデータを「JapanTaxi Data Platform」として集積・分析し、移動だけでなく、現在と未来の生活をより良くするためのソリューションを提供していく。また、2020年までに約30の企業・団体との協業を目指している。
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