小売り・サービス業の支援を行うウィルベースは、小売り企業が医薬品・消費財などのメーカーと協働し、販売を推進するためのプラットフォーム「RetailForce(リテールフォース)」の提供を開始した。
ウィルベースは現在、リテール領域における業務をIT・AIなどの技術を駆使して自動化し、リソースの効率化や業績の最大化を行う「RetailForce Automation(RFA)」を自社のコンセプトとしている。同社は今回、RFAを推進するためのプラットフォームとして「RetailForce」の提供を開始した。
「RetailForce」では、商品の販促に関わる様々なタスクを設定し、それらのスケジュール詳細および担当者、業務の履行状況などを設定・管理・参照する「販促タスク管理」機能を提供。その他にも、本部またはメーカーがアンケートを用いて店舗の販売状況や販売スタッフの接客状況・商品に対する評価といった情報収集を行える機能などが実装されている。
なお、同プラットフォームのプロトタイプにて、2018年にドラッグストア30店舗で実施された実験では、「売り上げ」「顧客満足度」「従業員満足度」すべてにおいて一定の効果が確認された。
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