ADKマーケティング・ソリューションズ、ジェイアール東日本企画、東急エージェンシーの3社は、データマーケティング領域における新会社「株式会社Data Chemistry」を設立した。これを通じて、3社は、DMPの共同開発および活用を加速していく。
データマーケティングにおいては、シングルソースのパネルデータと、量的な検証が可能な全数データの相互活用が重要となっている。そこで3社は、2018年12月にパートナーシップを締結。Data Chemistryの前身となるアクシバルの「パネルデータ」がもつ分析・プランニングの実績・知見を活かしながら、様々な全数データを格納し、データ連携・分析を行うためのDMP「DC Catalyzer」を構築した。
今後はData Chemistryが「DC Catalyzer」を調査パネルデータ「3Dデータベース(※)」とともに提供する。これにより、「3Dデータベース」によるターゲットの可視化や、「DC Catalyzer」を活用した自社顧客データと外部データの統合およびターゲットに対するデジタルアプローチが可能になる。また、「3Dデータベース」と「DC Catalyzer」を通じた効果測定も実現できる。
(※)生活者意識とメディア接触、購買行動の3つのデータを統合したデータベース。ユーザーのプロファイリングやメディア接触と購買の関係を分析する基礎として活用できる。
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