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ファッション高感度層、65%が読む媒体を固めず都度気になった雑誌を読む傾向【楽天モバイル調査】

 定額制雑誌読み放題サービス「楽天マガジン」を運営する楽天モバイルは「ファッションの情報収集に関する意識・実態調査」をインターネットで実施した。

 調査は、楽天インサイトに登録しているモニターの中から「ファッションセンスに自信がある」かつ、「SNSに自分のファッションを投稿することがある」かつ、「周囲からファッションについて褒められたことがある」と回答した、ファッションへの情報感度が高い「ファッショニスタ」である20代から40代女性500人を対象に行った。

「最も情報が分かりやすくまとまっている」のは「ファッション雑誌」

 ファッションに関する情報を集める手段を、それぞれどの程度活用しているかを聞いたところ、活用する頻度が高い手段として(「よく活用する」「やや活用する」と回答)「店頭」(86.2%)を挙げた人が最も多く、次いで「Instagram」(80.0%)、「ファッション雑誌(電子版含む)」(76.4%)となった。

 それに続き、半数以上が「通販サイト」(71.4%)や「ブランド・メーカーのホームページ」(68.6%)、「テレビ」(60.8%)、「街中(人や広告など)」(60.8%)、「WEBメディア」(53.0%)を情報源として活用しており、ファッショニスタが様々なツールを駆使して情報収集を行っていることがわかった。

 続いて、ファッショニスタに情報収集の手段それぞれに対し、どのような印象を持っているかを聞いたところ、「情報が分かりやすくまとまっている」と思う手段として、「ファッション雑誌(電子版含む)」(31.6%)と回答する人が最も多くなった。「Instagram」は、活用する頻度の高さでは「ファッション雑誌」を上回っていたものの、「情報が分かりやすくまとまっている」という視点では、ファッション雑誌より10ポイント以上低い回答結果(19.8%)になった。

 さらに、「ファッション雑誌」は、「質の良い情報が得られる」と思う手段としても、「ブランド・メーカーのホームページ」(42.4%)に次ぎ39.8%となり、ファッショニスタの重要な情報収集源になっていることがうかがえた。

65.4%はその都度気になった雑誌を読む傾向、「いつも決まった雑誌だけ読む」人は25.4%

 ファッショニスタの雑誌の読み方について聞いてみたところ、「いつも決まった雑誌だけを読む」人は25.4%である一方、「その都度気になった雑誌を読む」と答えた人が65.4%いた。雑誌において、まるで食べ放題のバイキングのように、気になったタイトルだけを選び読む「雑誌バイキング」のスタイルが、ファッショニスタの間では主流となっていると楽天モバイルは分析している。

 一方、理想的な「雑誌バイキング」を行うことは難しいことがうかがえた。ファッションの情報収集において「雑誌を活用している」と答えた人に、雑誌閲読の理想と現実を聞いてみると、1ヵ月に「読みたい」と思うファッション雑誌は平均「3.6冊」であるのに対して、実際に「読めている」冊数は平均「2.6冊」と、理想の冊数には届かない結果となった。

 理想の「雑誌バイキング」をかなえるために大切だと思うポイントを聞いてみると、「本屋に行かなくてもすぐに新刊が読める」(57.0%)、「保管したり、処分したりする必要がない」(55.4%)、「じっくり読む時間が取れなくても、スキマ時間で読める」(47.0%)などが多く挙げられた。

【調査概要】
調査内容:ファッションの情報収集に関する意識・実態調査
調査対象:20~40代女性500人(年代別に均等割付)
※「ファッションセンスに自信がある」かつ、「SNSに自分のファッションを投稿することがある」かつ、「周囲からファッションについて褒められたことがある」方
調査期間:2019年5月8日(水)~5月9日(木)
調査方法:インターネット調査
調査元:楽天モバイル
調査実施機関:楽天インサイト
※調査結果は小数点第2位以下を四捨五入

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/28 18:00 https://markezine.jp/article/detail/31166

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