Instagramは6月4日、クリエイター(インフルエンサーおよびパブリッシャー)が投稿したオーガニックのブランドコンテンツを、協業関係にある企業が広告配信できる「ブランドコンテンツ広告」の提供を開始した。
ブランドコンテンツ広告はクリエイターのアカウントから配信され、アカウント名の下に「広告(英語ではSponsored)」と表示されるのに加え、利用者がクリエイターと企業の協業関係を簡単に理解できるよう、キャプション欄の冒頭に「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と明記される。
ブランドコンテンツ広告を利用することにより、企業は自社のブランドストーリーをクリエイターの声を通して発信し、新規顧客にリーチしたり、投稿の効果測定をしたりすることが可能になる。また、Facebookの広告プラットフォーム内のツールを活用することで、自社のアカウントや協業しているクリエイターのアカウントをフォローしている人々以外のターゲット層にもリーチすることが可能となる。
ブランドコンテンツ広告は、現在一部の企業を対象に提供を開始しており、今後数週間以内にすべての広告主が利用可能になる。さらに、今後数ヵ月以内にInstagramストーリーズ内でもブランドコンテンツ広告が利用可能になる予定だ。
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