ヴァリューズは、中国の消費者に対しチャットツールを用いてリアルタイム・同時通訳でインタビュー調査を行い、現地ニーズを掘り下げて把握できる定性調査サービスを開始した。
同サービスは、日本語・中国語バイリンガルのリサーチャーが、クライアント同席のもと、オンライン上で対象者に質問し、リアルタイムで回答を得る。あらかじめ用意した質問だけでなく、対象者の反応によって生まれた新たな質問もその場で同時通訳が可能。また、事前に送付した商品を対象者に使用してもらった後に質問するサンプリング調査や、対象者を複数集めたグループインタビュー形式での調査も行える。
取材対象者は、「自社商品の購入者に」「肌の悩みを感じている人に」といったように、事前に対象者にアンケートを配信することで、適切な絞り込みが可能。また、対象者の同意を得た上で、その商品に関する生活の場、たとえば鏡台などの商品の置き場や、料理などの商品の利用結果などの写真をチャットツール上で送ってもらうことで、より詳細な実態を把握できる。
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