東急百貨店は、同社が運営するオンラインショップにおいて、SELFの開発したセールスオートメーション(SA)システムの「SELF LINK」を実証導入した。
同システムは、ユーザーとの会話により「ユーザーをより深く理解する技術」に「商品要素を理解し解析する技術」を組み合わせることで、実店舗での接客のような会話や提案を、オンラインショップ上で可能とするものだ。
具体的には、ユーザーとの個別会話とサイト内の回遊情報などから、顧客一人ひとり異なるニーズとタイミングに対して最適化した提案を行う。今回の実証導入では、東急百貨店で長年培われてきた店舗接客ノウハウとSELFのコミュニケーションAI技術を融合し、オンラインショップ上での買い物体験をアップデートした。実証導入の期間は2020年6月8日(月)から2020年6月16日(火)までとなる。
またSELF LINKでは、導入企業が追加開発を行うことがないため、短期間で導入可能。導入企業側でGoogle Analyticsのようなタグをサイトに埋め込むことで、顧客のニーズ調査から商品の提案まで一連の接客を実現できる。
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