ネオマーケティングは、同社研究チーム「NEO Research Labo」において、デバイスの違いが回答の質に与える影響を明らかにするべく、インターネットリサーチを実施し、その結果を公開した。
アンケート回答におけるデバイス比率はやや「PC」が高い
スクリーニング調査にて、PCとスマートフォンでの回答比率を確認したところ、普段アンケートを回答する際のデバイスは、全体でPCが69.3%、スマホが60.5%でややPCで回答する人の割合が高かった。男女ともに、PCで回答する人の割合は年代が高いほど、スマートフォンで回答する人の割合は年代が低いほど、高くなる結果となった。
回答の平均文字数はデバイス間でほぼ変わらず
回答の平均文字数についてデバイスによる差を確認する目的で「外出自粛要請による自宅での過ごし方の変化」を質問し、検証を行なった。固定文字数である「なし」系の回答は、PC・スマートフォン間で変化がないため除外した。
その結果、PC回答者の平均文字数は17.5、スマートフォン回答者の平均文字数は17.4と、回答デバイス間の差は小さかった。男性よりも女性のほうが平均文字数は多く、低い年代より高い年代の回答者のほうが、平均文字数は多くなった。
【調査概要】
調査主体:ネオマーケティング
調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20~69歳の男女
調査対象条件:本調査を回答したデバイスによって以下割付し、調査を実施
有効回答数:2000名
調査実施日:2020年7月7日(火)~2020年7月9日(木)
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