アスマークは、一都三県、二府二県の20~50代男女(普段週3回以上電車に乗る人)に「電車広告に関する調査」を実施し、その結果を公開した。
最も広告が見られる乗車時間は、「1時間~1時間半未満」
乗車時間が短いほど、広告を見ていない。特に「15分未満」は、すべての広告において見ている割合が低い。最も広告が見られる乗車時間は、「1時間~1時間半未満」。
ほぼすべての電車内広告が混雑率150%~180%の場合に最も見られている
ほぼすべての電車内広告が、肩や体が触れ合う程度の混雑率(150%~180%)の場合に最も見られており、「ドアステッカー」は、混雑率が高い方がよく見られている。
乗車時間の長さと電車広告における行動喚起は比例しない
15分未満の乗車時間では、広告から行動喚起させるのは難しい。乗車時間が長くなれば、広告による行動喚起率は上がるが、「1時間半以上」になると行動喚起率は減少する傾向にあることから、乗車時間の長さと電車広告における行動喚起は比例しないといえる。
混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい傾向
座席に余裕がある状態では、半数以上が行動喚起につながっていないが、混雑した電車の広告ほど行動喚起されやすい傾向。乗車率200%以上では、半数以上が広告きっかけでネット検索している。
【調査概要】
調査主体:アスマーク(旧マーシュ)
調査名:電車広告に関する調査
調査対象者:男性、女性/20~50代/一都三県、二府二県/普段週3回以上電車に乗る人
有効回答数:640サンプル
割付:性年代均等
調査期間:2020年6月30日(火)~7月1日(水)
調査方法:Webアンケート
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