チーターデジタルは、BICPグループであるベストインクラスプロデューサーズ(以下、BICP)並びにビーアイシーピー・データと、顧客起点のマーケティング活動の推進に向けた協業に合意した。
今回の協業では、クライアント企業と顧客との信頼関係構築を主眼に置いたプライバシー対応を基盤として、ゼロパーティデータを収集。また、顧客理解や顧客構造の体系化をはじめ、顧客(n=1)の背景にあたるインサイト発掘と、サービス、コミュニケーションのアイデア・企画立案までを共同で支援する。
サービス内容は以下のとおり。
1.クライアント企業における顧客構造の可視化
Cheetah Digital Customer Engagement Suiteが持つ機械学習機能・AI機能を活用し、顧客のシングルカスタマービュー(個票)を生成。また、BICPのデータ活用戦略設計のノウハウを駆使し、n=1の可視化を可能にする。
2.サービスアイデア・コミュニケーションの開発
ゼロパーティデータベースで類型化された顧客行動や属性を基に、n=1の定性的な観察をさらに深堀り。これにより、顧客満足度の高いサービスのアイデアやコミュニケーション開発を可能にする。開発においては、BICPが有するインサイト発見、バリュープロポジション、シナリオ設計のフレームワークを活用。
3.顧客との信頼関係構築を重視したプライバシー対応方針の策定・実行
データは「顧客との信頼に基づき預かるもの」であることを前提とし、クライアント企業におけるデータマネジメントと、プライバシー対応状況をアセスメント。これにより、対応方針の策定・実行支援を行う。
【関連記事】
・チーターデジタル、伊藤忠ファッションシステムと協業 クライアント企業の顧客ロイヤルティ戦略を推進
・チーターデジタル、Web接客ツールのSprocketと協業 データ連携で一貫した顧客体験を提供
・消費者の43%が「商品やサービスと引き換えに企業に情報提供したい」と回答【チーターデジタル調査】
・チーターデジタル、ゼロパーティデータと顧客ロイヤルティの実用性を研究する「0 to Loyal」発足
・チーターデジタル、日本法人の新経営体制を発表 カントリーマネージャーに公家尊裕氏が就任