FROSKはスマートフォンのアプリの利用状況やクラッシュに関するアンケート調査「アプリクラッシュ調査レポート2020年上半期」を実施した。
23.9%の人が「不満を感じた時」にレビューを書く
まず、アプリのレビューを1番書きたくなる時を調査したところ、「不満を感じた時」が選択された割合は23.9%と「満足を感じた時」の10.7%の約2倍となった。
また、「不満を感じた時」と回答した人に対し「レビューを書く理由」を聞いたところ、最も多かったのは「動作の安定性(強制終了や固まる)」で33.5%の回答が集まった。
アプリが落ちる経験、15歳~29歳の約6割が「週1回以上」
次に、アプリのレビュー経験の有無を調査。「ある」と回答した人の割合を年代別に見てみると、20歳~29歳が50.7%、15歳~19歳は47.3%と高い結果になった。
また、アプリが落ちる(クラッシュ、アプリが強制終了してホーム画面に戻ってしまう現象)経験の頻度を尋ねると、15歳~29歳の約6割が「週1回以上」と回答した。
そして、アプリが落ち、不満になった際の行動について調査。10代、20代は「運営・サポートに問い合わせた」を選択した割合は12%にとどまった。
「レビューを書いた」10%と「SNSに書いた」8%の合計は18%となり、運営に問い合わせすることよりも、アプリストアなどのオープンな場に直接ネガティブなレビューや口コミを書く傾向にあることがわかった。
落ちたらもう使わないアプリジャンルランキング、1位はゲームアプリ
アプリが落ちた際、「もう使わない」を選択された率が最も高かったアプリジャンルは、「ゲーム」のアプリという結果となった。「QRコード決済」「LINE・メール・SNS」「ショッピング」などの、より生活と密着したアプリは、順位が低かった。
【調査概要】
調査主体:FROSK
調査時期:2020/07/09~2020/07/16
調査対象:10歳~69歳の男女763名
調査方法:インターネットリサーチでのアンケート調査(ウェイトバック集計)
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