SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

全国でのクロスメディア広告効果測定が可能に インテージが「i-SSP」のテレビ視聴パネルを全国化へ

 インテージは、「i-SSP(インテージシングルソースパネル)」のテレビ視聴パネルを2021年4月1日より全国に拡大する。

 i-SSPは、同一個人から複数情報源のデータを収集し、メディアの利用状況と生活者の行動を明らかにするサービス。

 2021年4月より、テレビ視聴において関東・関西・中京エリア以外の地域のデータも提供可能になり、既に全国でデータを提供しているi-SSPのパソコンおよびスマートフォンのデータと同様、全国でのメディア利用状況、広告接触、購買状況の可視化を実現する。

 これにより、エリアを細かく指定せずに配信する傾向にあるデジタル広告と、今回全国で計測できるようになるテレビCMの計測範囲が揃い、全国計でのクロスメディアキャンペーンの効果を可視化できるようになる。

 具体的には、どのメディアの到達効率が良かったかの費用対効果の確認(リーチ効率の確認)が可能になるほか、接触パターン別にアンケート聴取をすることで、どのメディアの広告に接触した消費者が自社の商品に関心をもったかや、広告意図がどのメディアの広告で伝わっているかも把握できる。

 また今回のパネル拡大により、誰がいつどんなものを購入したかを明らかにする調査データであるSCI(全国消費者パネル調査)とも同一の全国でのサービス提供となり、活用価値が向上する。

 SCIと併用することで、テレビCMの接触者が自社商品をより購入するようになったかどうか、地域ごとに可視化して分析が可能。また、広告接触者・非接触者に対するアンケートにより、ブランド・商品への印象の変化や購入意向度の向上といったデータを取得することで、多面的にキャンペーンのブランドリフト効果(ブランド認知率、好意度などの向上有無)を計測できる。

 これにより、テレビCMが消費者の商品購入プロセスに与えた効果がエリアごとに検証可能となり、エリアごとの広告施策を検討する上での判断材料となる。

【関連記事】
CCCマーケティング、テレビCM出稿分析ツールを全国32の放送エリアで提供開始
サイカ、成果報酬型テレビCM出稿サービス「XICA ADVA」を提供 シュミレーションでROI最大化
ラクスル、テレビCM効果測定ツール「ノバセルアナリティクス」にCPA計測機能を追加
NTTドコモら、テレビCM・Web広告・デジタルOOHの接触から購買までの効果測定をID単位で可能に
ノバセルがオプト、ソウルドアウトとともにデジタル広告とテレビCMの統合プランニング支援へ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/10/06 12:30 https://markezine.jp/article/detail/34500

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング