マクロミルは、消費者セグメント「With COVID-19 Segment」にもとづきデジタル広告配信を可能にするサービス「コロナセグメント ターゲティング」を開始した。「コロナセグメント ターゲティング」では、マクロミルが「生活の質」「消費価値」「生活態度」の3つの軸をもとに、消費者を6つの類型に分類した「コロナセグメント」を活用。同セグメントによるオーディエンスターゲティングが「Google Ads」をはじめとした各種広告プラットフォーム上で行えるサービスとなっている。
同社は「コロナセグメント」の6分類に判定済みのマクロミルモニタを約45万人保有している。そのため、「コロナセグメント」のデータ付与を目的としたアンケート調査を行うことなく、同モニタのデータと広告プラットフォームを連携させて類似ターゲットへの広告配信を行うことができる。
一方で「コロナセグメント」のデータは、アンケート調査において1問加えるだけで判定・付与することができることから、「自動車購入意向者」「健康志向者」など任意の条件にもとづいて選定・抽出するマクロミルモニタについて新たに「コロナセグメント」の判定・付与を行い、そのモニタのデータを拡張元として、類似ターゲットに広告配信することも可能だ。
なお、広告配信時に、広告配信による影響を避けるため、拡張元となるマクロミルモニタには広告が配信されないようコントロールする。
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