TikTok For Businessは、1981~1995年生まれのTikTokユーザーの実態をまとめた「ミレニアル世代白書 ~小さな冒険を渇望する、ミレニアル世代~」を発表した。
ミレニアル世代ユーザーの6割以上が「スマホがないと生きていけない」
ミレニアル世代のデジタルメディア利用実態調査では、「スマホがないと、生きていけない!」と回答した人が66.8%と、Z世代よりも約10%高い結果を示した。
また、「SNS(動画サービスを含む)は、実用的なツールだと感じる」と回答したミレニアル世代も63.8%と半数を上回った。
ミレニアル世代のユーザーは「フルアテンション視聴」の傾向が強い
TikTokではミレニアル世代のユーザーが増加しており、App Annie調べによるユーザー構成比を見ると、3人に1人が25~44歳ユーザーとなっている(2021年6月時点)。
25~44歳ユーザーのTikTok視聴態度を調査したところ、主要プラットフォームとの比較で「音声ON」が152%、「全画面視聴」が156%と、いずれも約1.5倍高い結果に。一方、「ながら視聴」は62%と約4割低くなっており、TikTokをフルアテンションで視聴していることが見て取れる。
TikTokの利用シーンは「やる気を出したいとき」
ミレニアル世代のTikTok利用シーンとして、「やる気を出したいとき」と回答した人は全世代平均の137%となった。
また、TikTokに対するイメージについて「元気、前向きな印象」と回答した人は193%だった。
約6割がコメント欄で他ユーザーの発言に共感
TikTokのコメント欄について聞いた質問において、「コメント欄でほかの人の発言に共感する」と回答した人は63.1%、「ほかのSNSに比べてコメント欄が盛り上がっている」と回答した人は64.4%だった。
「リアルさ」や「ユーモア」がブランドに対する好感の根拠に
ブランドに対する好感について、「実際商品を使っているリアルなところを見せてくれたら好感が持てる」と回答したミレニアル世代は68.5%、「ユーモアのある企業が好き」と回答した人は60.6%だった。
【調査概要】
手法:
1.TikTok追跡調査:マクロミル
2.プラットフォーム別広告効果調査:アスマーク
3.TikTokユーザー定性調査:アスマーク
時期:
1.2021年4月22日〜2021年4月26日
2.2021年6月16日〜2021年6月18日
3.2021年2月26日〜2021年3月15日
対象:
1、2.全国15〜69歳の男女
3.全国18〜69歳の男女
人数:
1.全体:1,997ss(TikTokユーザー:964ss/TikTokノンユーザー:1,033ss)
2.全体:1,200ss
3.全体:48ss
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