イー・エージェンシーは、デジタルマーケティングの実績や知見をもとに、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)「D-Lenz」を開発。10月7日より提供を開始した。同社は2022年9月末までに50社への導入を目指す。
「D-Lenz」は、顧客データや問い合わせデータなどの様々なマーケティングデータを統合し、顧客の分析及びセグメント作成、統合データのマーケティング施策への連携を一気通貫で実現するもの。
一般的なCDPとは異なり、D-Lenz上でメール配信やLINE配信など具体的なマーケティング施策を一気通貫で実行可能。これにより、ナーチャリングや売上拡大に直接貢献する。
また、複数に分かれていた既存ツールをひとつにまとめられるためコスト削減・業務効率化など投資対効果も期待できる。
また、Google Cloudの主要サービスの一つ「BigQuery」を基盤として構築されているため、企業が使用しているGoogle AnalyticsやLookerはもちろん、その他各種Googleサービスと容易に連携し、機能を拡張可能。さらに、ノーコードで利用可能なためマーケティング担当者がデータ統合や抽出、分析を行える。
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