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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

世の中の変化に着目してWeb解析の新境地を切り開こう


 Webサイトの分析に便利なWeb解析ツールだが、実は「サイト内のデータ分析が中心」という側面を持つツールも多い。サイトの内側ばかりを見て井の中の蛙にならないよう、時には世の中の環境変化に着目し分析をしてみるのはどうだろうか?【バックナンバーはこちらから】

サイト内データが中心のWeb解析ツール

 今やWebサイトの分析に不可欠となったWeb解析ツール。そこからのデータを基にPDCAサイクルを回しているサイト管理者も多いことだろう。ツールの高機能化に伴い取得できるデータの種類は増加の一途だが、実はそれらのデータの多くは「サイト内データ」である。それら「内」のデータに基づいた分析に頼っていると、知らず知らずのうちに視野の狭い分析に陥る可能性がある。

 サイトで起きたある事象(例えば「ある日突然特定製品の販売数が伸びた」等)の原因がサイトの外にあった場合、サイト内データを眺めているだけでは真の原因に辿り着くのは困難だろう。そこで本稿ではサイト「外」の情報の中から、サイト分析に役立つ可能性があるものを紹介する。サイト内データ中心の分析から少し視点を変え、これらサイト外情報との比較分析からサイト改善への手がかりを見つけてもらえれば幸甚である。

サイト分析に役立つサイト「外」情報例

天気/気温情報との比較分析

 「晴れた日は外へ出てお買い物、雨の日は家でネットショッピング」というように、皆がそこまで極端ではないと思うが、天気の良し悪しが人間の行動に何がしかの影響を及ぼすのは間違いないだろう。また、気温の上下により売れ筋商品が変わることも容易に想像がつく。そこで天気や気温の情報とWeb解析ツールのデータを比較してみるのはどうだろうか。

 特定のページで相関関係が見つかるかもしれないし、あるいはサイト全体のページビュー数との相関が見られるかもしれない。もし、何らかの相関が確認できれば、それを踏まえてリスティング広告の運用戦略を変更する等のマーケティング施策が可能になるだろう。天気情報のソースについては今更述べることもないとは思うが、システム的に定期取得するのであればlivedoor天気情報のWeather Hacksのフィードデータを活用するのも一法だろう。

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この記事の著者

高木 龍平(タカギ リュウヘイ)

株式会社アイレップ グローバルオペレーショングループマネージャー。1976年生まれ。2000年早大理工卒業後、EDSジャパン(現 日本HP)を経て2005年アイレップ入社。各種マーケティングツールの開発、Web解析業務に従事した後、現在は海外へのソリューション提供を画策中。 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/06/30 11:50 https://markezine.jp/article/detail/4081

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