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10代・20代で高まるクロスメディア傾向、年代・性別で携帯の使い方に大きな違いが【博報堂調査】

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2008/07/14 13:50

 携帯で1日1回以上インターネットを利用している15~29歳の男女を対象にした調査で、マス媒体、インターネット、電車の中吊り広告など、あらゆるメディアからの情報がきっかけとなって携帯で検索している実態が明らかになった。

10代・20代の7割以上がクロスメディア体験

 博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、携帯を通じて1日1回以上インターネットを利用(Eメール利用は除く)している、15~29歳の男女659名を対象に調査を行った。

 発表された資料によると、これら「携帯サイト・デイリーユーザー」の70%以上が、テレビや新聞、雑誌などの広告を見聞きして携帯サイトにアクセスした経験があると回答。広告を見聞きして気になった商品について調べる際、パソコンだけでなく、携帯電話も積極的に利用していることが明らかになった。

広告を見ての広告対象商品サイト・アクセス経験率
(以下、すべて携帯サイト・デイリーユーザー・ベース)

 検索対象としては、特に「音楽」や「映画」、「書籍」といったソフト系の商品が上位にあがっているほか、人材派遣・アルバイトについても携帯サイト利用率が高まっている。女性では、洋服・アクセサリー、化粧品について携帯サイトの利用が活発になっている。

広告を見ての携帯サイト・アクセス経験率が高い商品カテゴリー

 興味深いのは10代と20代の携帯利用の違い。「携帯サイトを利用して何を調べるか」を質問をしたところ、20代では「街中でとっさに必要になったこと」が1位(67.0%)なのに対して、10代では「自分の趣味について」(80.2%)が1位で、「芸能人やアーティスト、スポーツ選手について」(57.7%)が続き、「街中でとっさに必要になったこと」は44.1%となっている。

 このことから同レポートでは、携帯電話は10代にとって外出先でパソコンの代わりに使うものではなく、いつでも気軽に使える情報源となっていると分析している。

男性は中吊り広告好き?

 また「携帯電話を利用して情報を調べるきっかけ」についてたずねたところ、おおむね1位「人との会話」、2位「テレビ番組」となったが、性別・年代で傾向が微妙に異なる点も注目される。

携帯サイトで情報を調べるきっかけ

 男性では10代、20代ともに「電車や駅の広告を見て」が「テレビ番組」に続いていることから、電車や駅などの交通広告への男性の注目度の高さがうかがえる。また、10代女性は3位に「雑誌記事」が続き、20代女性では「お店で商品を目にして」が2位となっている。

 また、利用率が最も高いサイト・ジャンルも年代別に異なっており、20代では「交通・地図」(67.4%)なのに対して、10代では「着メロ・着うた」(58.1%)。20代と比較して10代の利用率が特に高いジャンルは、「ゲーム・サイト」、「プロフ」、「小説・コミック」、「動画」などで、10代はエンターテイメント系を特に好んで利用しているようだ。

日頃利用する携帯サイト

 いずれのデータからも、日常生活のさまざまなシーンで得た情報をもとに、活発に携帯で検索している様子がうかがえる。このクロスメディア傾向は、今後もますます顕著になっていきそうだ。

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