調査は20~59歳のインターネットユーザーの男女を対象として6月に行われ、1000サンプルを人口構成比に基づいて回収した。まず、映像コンテンツ(TV番組、動画、映画など)を視聴する際に主に利用するデバイスを聞いたところ、メインで利用するデバイスとして最も多いのは「据え置き型テレビ」で、8割以上の人が利用している。2位以下は「パソコン」、「TVチューナー付パソコン」が続いている。
複数のメディアを同時利用して視聴する「マルチウィンドウ視聴」については、68.0%のユーザーがなんらかのかたちで行っている。サブデバイスとして最も多く利用しているのは「パソコン」で、「携帯電話」、「据え置き型テレビ」、「TVチューナー付パソコン」が続く一方、「利用していない」という人も32.0%に及んでいる。
メインで利用しているデバイスとして最も多かった「据え置き型テレビ」で映像コンテンツを視聴する際、同時に利用するデバイスとしては「パソコン」の比率が52.9%と最も高く、「携帯電話」の15.5%に大きな差をつけている。また、同時利用しているデバイスでインターネットに接続する割合は、「パソコン」の比率が88.1%と最も高く、次いで「携帯電話」(79.1%)、「TVチューナー付パソコン」(78.9%)が続いた。
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