2008年1月から12月までの累計によって発表された「広告インプレッションおよび広告出稿金額ランキング」のうち、「露出回数(アド・インプレッション)」では、化粧品通販のディーエイチシーが1位となり、そのほか銀行・クレジットや通販企業が上位にあがっている。
また、広告枠ごとに正規料金単価をかけて算出した「推計広告費用ランキング」の1位は、ソフトバンクモバイルで、以下、リクルート、富士通、マイクロソフトの順となった。
出稿金額ランキングでは、単価の高い広告枠へ積極的に出稿したトヨタ自動車(5位)、日産自動車(6位)、本田技研工業(9位)がベスト10入りしたほか、サントリー、日本コカコーラなども上位に入っている。ネットレイティングスは、ナショナルクライアントと呼ばれる大企業のバナー広告活用が定着してきていると指摘している。
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