結婚相談サービスを提供するパートナーエージェントが、30代の未婚男女400名を対象に行った調査によると、「草食男子」と「肉食女子」という言葉については、男女共に6割以上の認知度があるが、「自分の周りにはいない」と答える人は男女ともに半数に満たなかった。しかし、男女とも同性に対しての視線は厳しいようで、それぞれ同性に対して「草食」あるいは「肉食」と判断する人の割合が多くなっている。
男性は、6割以上が「自分もどちらかといえば草食男子」と回答し、「自分は完全に草食男子」と回答した人を合わせると7割以上が「自分は草食」としているのに対して、女性は草食男子を「頼りない」を筆頭に否定的にとらえている人が多い。また、「肉食女子」に対する評価は、同性である女性が「うっとうしい」「下品だ」という否定的な意見が多いのに対し、異性である男性からは「頼りになる」「付き合いたい」といった肯定的な意見が半数を超えており、単純に草食・肉食という言葉ではくくれない志向が感じられる。
また、男性が選んだ“草食男子”タレントのベスト3は、1位「草なぎ剛」、2位「瑛太」、3位「岡村隆史」、女性が選んだベスト3は、1位と2位が同じで、3位は「金子貴俊」。また、男性が選んだ“肉食女子”タレントは、1位が「山本モナ」、2位「杉本彩」、3位「Misono」で、女性が選んだベスト3は、1位「杉本彩」、2位「山本モナ」、3位「倖田來未」となっている。また、「草食男子&肉食女子」のカップルとしては、「木下博勝 & ジャガー横田夫妻」が1位となった。
【関連記事】
・女性が結婚相手に求める年収、「500万円台」と「こだわらない」に二極化
・婚活時代到来、しかし「婚活していることは周囲には秘密」が半数以上【“婚活”意識調査】
・「愛のない義理チョコ禁止令」、マッチドットコム社長「義理チョコは生産性を低下させる」