ネットレイティングスがまとめた2009年3月のインターネット利用動向によると、利用者数が伸びているのは、昨年10月にサービスの無料化を実施した「第2日本テレビ」と昨年12月にサービスを開始した「NHKオンライン」で、それぞれ126万人、90万人となっている。
しかし、先行する動画サイトの利用者数は、さらに多くの利用者を獲得しており、「Yahoo!動画」604万人、「Gyao」547万人、「YouTube」1906万人、「ニコニコ動画」は807万人となっている。これらの動画サイトの利用状況は重複しており、Yahoo!動画とGyaOの利用者の6割以上がYouTubeユーザーであり、ニコニコ動画にいたっては8割近くがYouTubeを利用している。
これらのデータをもとに、今秋サービス統合を行うYahoo!動画とGyaOの合計利用者数を試算すると974万人となり、「ニコニコ動画」を抜いて第2の動画サイトになる。
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