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翔泳社の本

「社内調整中」から進まない理由──「キーパーソンに会えない」を突破する3つのポイント【書籍抜粋】

「キーパーソンに会えない」迷路の全体マップ

「キーパーソンにつないでもらえない」という状況01
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「キーパーソンにつないでもらえない」という状況02
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 「キーパーソンに会えない」と感じたとき、多くの営業の方は同じアプローチを繰り返しがちです。

「もう一度お電話してみよう」

「もう少し丁寧にフォローしよう」

 ──しかし、同じ打ち手を繰り返すだけでは状況は変わりません。

 なぜ変わらないのか。それは、「いま自分がどこで詰まっているのか」が見えていないからです。

 迷路の中にいると出口が見えず混乱しがちですが、全体を俯瞰できれば、「ああ、ここが行き止まりだったのか」「この抜け道を通れば先に進める」と見通しが立ちます。

 本書でご紹介する「落とし穴のマップ」は、まさにその全体を俯瞰するための案内図です。

 落とし穴にはまってしまうとなかなか抜けられません。一方で、落とし穴に落ちることなく進むことができれば、出口にたどり着けます。

 「キーパーソンに会えず提案活動が停滞しそう」になっても、いまどの状況なのかがわかれば、対策が立てられます。逆にいえば、状態がわからないまま動くと、的外れな打ち手を繰り返してしまうのです。

 冒頭のエピソードでいえば、「Aさんが別部門のキーパーソンに話を持っていくことに心理的負担を感じている」という状態がわかったからこそ、「Aさんの負担を減らす形でB部長の周辺に情報を届ける」という的確な一手が打てました。

 状況を特定する力が、法人営業における迷路を攻略するための武器になります。

「キーパーソンに会えない」迷路の全体マップ
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 このマップは、1つの問いから始まります。

 「目の前の方は、キーパーソンがどの人物かを知っているか?」

 ここから大きく3つの方向に分岐し、さらに枝分かれして、全部で9つの落とし穴が存在しますので、はまらないよう注意しましょう。

9つの落とし穴

落とし穴(1)キーパーソンを知らない

(1)キーパーソンを確認するやり方が見えていない

落とし穴(2)~(6)知っているのにつなごうとしない

(2)( 目の前の方が)提案の価値を理解できない

(3)つなぐ行動に時間が取れない

(4)自分を飛ばしたやり取りになるのを避けたい

(5)つなぐことでマイナス評価を受けたくない

(6)つなぐ先に複数の人物候補がいて迷っている

落とし穴(7)~(9)キーパーソン本人が拒否している

(7)( キーパーソンが)提案の価値を理解できない

(8)打ち合わせの調整や準備に時間をかけたくない

(9)他の課題に集中したい

 9つの落とし穴を見る前に、改めて確認しておきたい点があります。

 「キーパーソン=最終決裁者」とは限りません。社内推進者がキーパーソンになることもあれば、決裁者への影響者が事実上のキーパーソンということもあります。

 さらに、購買プロセスの段階によってもキーパーソンは変わり得ます。課題認識の段階では現場の利用者がキーパーソンかもしれませんし、ベンダー比較の段階では予算の監督者がキーパーソンになるかもしれません。

 こうした前提を持った上で、「いまこの落とし穴にはまっていないか」を確認していただきたいと思います。

法人営業 勝ちパターン大全 顧客の意思決定プロセスを完全解明して「再現性」を築く

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法人営業 勝ちパターン大全
顧客の意思決定プロセスを完全解明して「再現性」を築く

著者:高橋 浩一
発売日:2026年8月7日(金)
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)

本書について

『無敗営業』『営業の科学』で営業の勝ち筋を示してきた累計24万部の著者の最新刊! 膨大なデータの分析と体系的なロジックを組み合わせ、営業パーソンが今すぐ使える効果的な打ち手を一挙公開します。

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購買プロセスの5段階×はまりやすい落とし穴

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この記事の著者

大久保 遥(編集部)(オオクボ ハルカ)

大学卒業後は編集プロダクションにて、主に料理や歴史などのムック本の編集を経験。その後ビジネス書・語学書を扱う出版社を経て、2017年より翔泳社の書籍編集部へ。翔泳社では「IT用語図鑑」シリーズ、「「ゆる副業」のはじめかた」シリーズの他、『インサイドセールス』『ど素人でもわかる経営学の本』など、ビジネス書・IT入門書...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/08/24 07:00 https://markezine.jp/article/detail/77206

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