両社が行っている調査は、CPCやCPAといったデータだけでは測れないメディアの質的価値を、生活者がメディアに対して抱く認識を調査して目に見える形で表すのがねらい。2回目となる今回の調査は6月に実施され、20~59歳の男女インターネットユーザー2000人の回答をまとめた。
インターネットメディアの“質”のランキングでは、 「クックパッド」「価格.com」「Amazon.co.jp」「楽天市場」は、すべての項目でトップ10にランクイン。そのうち、「信頼度が高い」「伝えたくなる」「集中してみることが多い」の3つの項目で、「クックパッド」の評価が最も高くなっている。
「伝えたくなる」「集中してみることが多い」の項目では、動画系サイトの割合が多いのが特徴的。「伝えたくなる」では、飲食店のクチコミ情報を提供する「食べログ」が3位にランクイン。「集中してみていることが多い」では、5つの動画サイトがランクインするなか、「GyaO」が最高の2位となっている。
また、「新商品やサービスを知るきっかけになる」では、「@cosme」が「Amazon.co.jp」「価格.com」「楽天市場」といった強豪を押さえて、最も高い結果となった。
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