楽天リサーチは、登録モニターの中から20~60代の男女計1000人を対象に、クレジットカードのゴールドカードに関するインターネット調査を実施した。発表された資料によると、現在メインで利用しているクレジットカードのタイプとして最も多かったのは「一般カード」で全体の89.9%。「ゴールドカード」利用者は9.1%、「プラチナカード・ブラックカードなどの最上級カード」利用者は0.3%にとどまっている。
メインカードの用途は、「ゴールドカード以上」「一般カード」利用者ともに「ショッピング(国内)」が最も多く、続いて「ショッピング(インターネット)」が続いている。しかし、「国内旅行・レジャー費」では、「ゴールドカード以上」利用者が「一般カード」利用者の比率を約30ポイント上回っており、「ゴールドカード以上」の利用者は旅行とカード利用の結びつきが強いようだ。
気になる「ゴールドカード以上」の年会費については、1位「15,000円以下」(38.3%)、2位「10,000円以下」(28.7%)となっており、「5000円超~15,000円以下」がボリュームゾーンとなっている。また、「一般カード」利用者では「年会費無料」(67.0%)が約7割となった。
ゴールドカードを保有したいと考える人を性年代別で見ると、男性20代~30代の約5~7割が保有意向を示している。しかし、男女ともに年代が高くなるにつれ保有意向は低くなる傾向にあるという。また、年収別では「700万円以上~800万円未満」、「400万円以上~600万円未満」でそれぞれ半数程度が保有意向を示しており、国内外出張頻度別では、海外出張年間頻度「1~2回」層(54.3%)、国内出張年間頻度「6回以上」層(67.2%)で約5~7割の保有意向が見られる。
ゴールドカードを持つメリットとしては、「ポイントが貯めやすい」(50.3%)、「ショッピングに関する特典」(49.4%)が評価されている。これを性別で見ると、女性20代~30代の約7割が「ポイントが貯めやすい」をあげる一方、男性20代~50代は「ステイタス」と回答した人が約4~5割に達するなど、上級カードに対するイメージは男女でかなり異なるようだ。
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