ミクシィは、日本で展開しているSNS「mixi」をPCとモバイル向けに展開し、大きなシェアを獲得しているが、今後の事業の成長においてインターネットと次世代携帯電話が急速に普及している中国市場への進出による収益拡大が欠かせないと判断した。
子会社は上海に設立し、社名は「上海明迅網絡科技有限公司(英文名:mixi Shanghai, Inc.」とする予定(日本語の社名は「ミクシィ上海」)。設立は2008年の4月から5月の予定で、代表者はミクシィ代表取締役の笠原 健治氏が務める。資本金は270万ドル(約3000万円)、ミクシィの100%出資となる。
ミクシィは、モバイル版mixiのサービス開始以降、パソコン経由のPVと携帯経由のPVが食い合うかたちとなり、全体のPVも横ばい状態となっていた。
【関連リンク】
・ミクシィ、広告売上は絶好調もパソコンからのPV減少が止まらず【グラフで見るmixiのPV推移】
・中国の2007年ネット広告費、100億元突破【中国P4P市場予測】
・中国の高学歴ネットユーザー市場では、「Googleな人」と「百度な人」の割合は互角【CNNIC2007年検索市場レポート】
・モバゲー米国進出、DeNAが米国に子会社設立
・はてな、本社を京都に移転、ものづくりの拠点を結集