アウンコンサルティングは、2006年に沖縄県那覇市に「沖縄ラボ」を開設。P4P(検索連動型広告、コンテンツ連動型広告)の運用に必要なキーワード選定や入札管理、定型レポートの作成などの業務を移管していた。開設して1年を経て稼動体制が構築できたことから、「沖縄ラボ」を法人として独立させることを決定した。4月1日に設立される新会社の商号は「アウン沖縄ラボラトリーズ株式会社(AOL)」、資本金は1000万円はアウンコンサルティングが100%出資する。
また同社は、タイ王国バンコックに子会社を設立することも決定。多言語業務の拡大とそれに伴う作業工数の増大に対応するため、P4Pの運用に関連する定型業務の一部をタイ王国バンコックに移管する。4月1日に設立される新会社の商号は「AUN Thai Laboratories, Inc. (ATL)/アウンタイラボラトリーズ」、資本金200万バーツ(約700万円)は、アウンコンサルティングが49%出資し、残りは取引先と協議中。設立当初は、少人数体制で事業を開始し、順次規模の拡大を目指すとしている。
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