両社は、ゲームを開発するコンテンツプロバイダー向けに、位置情報を活用したゲーム(位置ゲー)専用のプラットフォーム「au one コロプラ +」を構築して11日から提供をスタート。また、このプラットフォームを活用したゲームの提供を携帯電話向けに11日から、Androidスマートフォン向けに11月下旬から開始する。
このプラットフォームは複数の位置ゲーを横断するかたちで利用者の情報を管理し、位置情報を複数のゲームサイトに一括して送信する機能を提供するほか、アイテム購入などに使うコインを共通で利用することができる。また、旅行業者などと連携し、「位置ゲー」とのコラボーレーションで、その場所でしか手に入れられないアイテムやイベントの企画、広告の掲載などを通じて、ゲームを提供するコンテンツプロバイダーに収益手段を提供する。
また、専用ポータル「au one コロプラ +」では、「キャリー・ストーリー」「コロパズ」「コロニーな生活☆PLUS」の3つのゲームを提供(いずれも提供はコロプラ)。このほかにも、コンテンツプロバイダーが提供するゲームについても、来年1月以降提供を開始する。
コロプラは2005年に、位置ゲーの草分けともいえるゲーム「コロニーな生活☆PLUS」を開始し、現在会員数は20~40代を中心に150万人を超える人気を博している。
【関連記事】
・ケータイ国盗り合戦」と「コロプラ」開発者が語る「位置ゲー」の世界
・位置ゲー「コロプラ」がリアルな旅行と連動、JTBが「コロ旅」発売
・「ケータイ国盗り合戦」会員数25万人突破