グーグルは今回、調査会社IpsosおよびMobile Marketing Association(MMA)と共同で、40か国以上を対象に、スマートフォンの普及・利用状況に関しての調査・分析を行った。その結果、日本のスマートフォン普及率は昨年の6%から、約3倍の20%に増加している。また、日本のスマートフォン利用者は、平均で40ものアプリをインストールしており、調査対象の40か国中で最多となった。
スマートフォンからのSNSへのアクセスは、2011年の58%から63%に増加。スマートフォンと同時並行して利用するメディアでは、1位「テレビ番組を見る」(53%)、2位「別の端末でインターネットを利用する」(30%)、3位「音楽を聞く」(26%)が上がっている。
スマートフォン利用者の10人に9人が、ローカル検索を使ってレストランなどの地域情報を検索しており、そのうちおよそ4割が実際に「お店を訪問した」と回答している。グーグルはサイトで全データを公開している。
【調査概要】
Googleの依頼により、第三者調査会社Ipsos MediaCTとTNS Infratest がオンラインアンケートを実施。調査対象者は、スマートフォンからモバイル インターネットにアクセスした各国の個人ユーザー。
日本での調査は2011年3月~7月に実施し、サンプル数は2000。収集したサンプルデータは、各国のスマートフォン人口の主な変数に応じて重み付けを適用している。
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