大学や各種研究所などでマーケティングに取り組む研究者と、企業や非営利組織でマーケティングに携わる実務家との交流の場を設けることで、理論と実務の融合を図り、新たなマーケティング理論や手法の開発を目指すことを目的とした「日本マーケティング学会」の設立が、5月28日、公益社団法人 日本マーケティング協会の総会で発表された。
日本マーケティング学会の設立には、世界のマーケティング研究をリードしてきたフィリップ・コトラー氏(米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授)、デービッド・アーカー氏(カリフォルニア大学 バークレー校ハース経営大学院名誉教授)を含む、国内外を代表するマーケティング学者のほか、グーグル、日本マイクロソフト、ファーストリテイリング、良品計画、サントリー、電通など日本を代表する企業の経営者など57名が発起人として名を連ねている。
「日本マーケティング学会」は、マーケティングに関心のある人なら原則入会可能。7月中旬からホームページで会員募集を開始する。
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