麗澤大学では、就職後の早期退職を防ぐことを目的として、Beat Communicationが提供するBeat Office1.4(現最新バージョンはBeat Shuffle)を2009年度に導入し、学内SNSシステムを構築した。
学内SNSを利用して、学生の就職活動の状況を把握。大学に届く求人だけでなく、卒業生情報やスタッフが企業訪問(年間約700件)した記録を検索でき、また就職支援イベントや相談予約などができる就職支援システムになっている。学生の88.7%が利用し、アクティブユーザー率は高い。
その結果、キャリアカウンセリングの利用状況が2008年度の約4倍となる5,778件に。また、学内SNS内の企業紹介経由での内定獲得者が、2010年度は19名だったのに対し、導入後の2011年度は5倍以上となる107名に。SNS導入前に比べて、大幅に増加した。
【関連記事】
・大学生における炎上トラブル発生は2週間に一度 SNS「エアリー」がソーシャルメディアリテラシー講座を提供
・アップルが教育現場を変える新サービス、iPad向け電子教科書、世界の有名大学がコンテンツを提供する「iTunes U」
・電通PR、「大学向けソーシャルメディアリスク対策プログラム」を開発
・リクルート、中国の大学生と日本企業をマッチングする「啓程日本」
・高校生のスマホ所有率は4割弱に急増、SNS利用者は8割弱【リクルート調査】