ベネッセコーポレーションが発行する生活情報誌『サンキュ!』では、読者主婦と企業で商品開発を行っており、『ハウス食品』〈カレー鍋つゆ〉では、子供を育てる主婦1007人の「カレー鍋開発隊」を結成し、商品を開発。異例のヒット商品になった。そのほかにも、ベーグル専門店やシュークリーム専門店とコラボ商品を生み出している。
これらの商品開発の経験とアンケートから、『サンキュ!』では主婦と企業がコラボレーションする商品開発(コラボ商品)が注目される理由について、独自の分析を行った。
アンケートによると、今の商品に「こうしたらいいのに」という意見のある主婦は約9割。さらに、4割の主婦が実際に企業の商品に意見をしたり、モニター経験をするなど、積極的に行動している。一方、読者主婦と商品開発した企業によると、主婦は雑誌やネットを通して豊富な情報量を持っており、さらにブログやSNSでの発信に慣れていることで考えが整理されているため、商品のニーズに合わせたアイデアが得やすいという。
【関連記事】
・主婦の友社、読者パネル4万人の調査・コンサルティングサービス「主婦の友しあわせ総研」
・iPad所有者の7割が「寝る前に使う」、主婦にも人気
・ネットでの洋服購入、ヘビーユーザーは「30代女性」、ライトユーザーは「50代男性」
・20代前半女性の約6割がスマホユーザー サイトの利用傾向には男女で大きな差が
・女性がクチコミしたくなるのはどんなとき?