Pandora Mediaが運営するインターネットラジオ「Pandora」は、ユーザーデータ、曲の旋律や歌詞、コード進行等を細かく解析し、ユーザーの評価と組み合わせて、その人の好みに合った楽曲を無料配信している。有料プログラム「Pandora One」(36ドル)に登録すると、広告なし、高品質な配信を利用できる。このプログラムはギフトとしてプレゼントすることもできる。
2013年度第3四半期の決算発表によると、売上は前年同期比60%増の1億2000万ドル(約98億円)。モバイルでの売上は同112%増の7390万ドル(約60億円)。広告収益は同61%増の1億630万ドル(約87億円)。登録料やその他の売上は同52%増の1370万ドル(約11億円)。また、第3四半期の合計聴取時間は前年比67%増の35億6000万時間。アクティブユーザー数は47%増の5920万人となった。
eMarketerが今年9月に発表した米国モバイル広告の予測では、Google、Pandora、Twitterと2012年度の売上高トップ3にランクイン。このように順調に成長しているPandoraだが、今年9月にはアップルがインターネットラジオに参入するとの報道があり、株式が下落する一幕もあった。
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