ニールセンは、「スマートフォン・メディア利用実態調査」の調査結果からモバイルショッピングの利用状況とモバイル広告掲載の認知についてまとめた。
それによると、スマートフォンユーザーのうち、49%の人がスマートフォンを利用して商品を購入した経験があった。性年代別でみると、20代、30代の女性の割合が高く、特に20代女性は65%の人がスマートフォンでの購入経験があり、全体平均と比べて16ポイント高い結果に。
そして、スマートフォンで購入する理由は、男性、女性ともに「買いたいと思った時、いつでも購入できる」という理由が最も多かった。特に、女性は、「いつでも購入できる」ことや、「空いた時間に購入できる」といった、時間面にメリットを感じて、スマートフォンで購入している人の割合が高くなった。
また、スマートフォンを利用している際の広告接触に関して調査したところ、ブラウザ利用時に広告を見たことがあるという人は66%に。アプリケーション利用時の37%と比べて29ポイント高い結果となった。利用したサービス別に広告掲載の認知をみると、「検索エンジン」で認知した人が56%で、最も多かった。次いで、「動画」が31%、「SNS」が20%となった。
【関連記事】
・ヤフー、スマホアプリが簡単につくれる「Yahoo!アプリエンジン」提供開始
・AMoAdとCRITEO、スマホアドネットワークパートナーシップ締結へ
・携帯・スマホ流通マネーは4兆円を突破、前年比70.9%増と急拡大
・ベルメゾンの女性ユーザー、PCよりスマホ利用者が「キーワード検索」を多用
・女性20代・30代で携帯ネット接続時間大幅に伸長、東京のスマホ保有率は45.0%へ