日経BPは、「日経トレンディ12月号」において「年間ヒット商品ベスト30」を発表した。「ヒット商品ベスト30」は、売れ行き・新規性・影響力の3要素からヒットの度合いを評価し、日経トレンディが独自にランク付けを行ったもの。2013年の1位には「コンビニコーヒー」が選出された。2位に「パズル&ドラゴン」、3位に「アベノミクス消費」が続いた。
「コンビニコーヒー」の先駆けはサークルKサンクス。それに、ローソンやファミリーマートが追随。最後発のセブン-イレブン・ジャパンは1月から「セブンカフェ」で参戦し、9月には約1万5,800店全店への導入を完了した。これにより業界の勢力図が一気に塗り替わり、セブンカフェは9月末には累計2億杯を達成。年間販売目標は4億5,000万杯の見込みである。
「コーヒーはコンビニで買う」文化が浸透し、ファストフードや缶コーヒーのパイを奪うといった他業界にもたらしたインパクトも甚大であった。また日本のコーヒー国内消費量は2013年1~8月で前年同期比6%アップし、この数字からもコンビニコーヒーがもたらしたインパクトをうかがうことができる。
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