イー・アクセスおよびウィルコムは、6月1日に合併する予定で、ヤフーは合併の効力発生等を条件として、併後の存続会社であるイー・アクセスの株式を取得することを決めた。
ヤフーは、スマートフォン、タブレットによるインターネットサービスを成長させるため、今年6月にイー・アクセスとウィルコムが合併して誕生する新会社の株式を取得し、日本初のインターネットキャリア事業「Y!mobile」(予定)を展開する。音声重視の通信キャリアに対して、インターネットキャリア(ワイモバイル)はネット重視のキャリアとなる。
イー・アクセスおよびウィルコムが提供するPHSサービス、MVNO向けサービス、およびADSLホールセールについては、今後も継続して提供する。
6月1日を効力発生日として、イー・アクセスを存続会社、ウィルコムを消滅会社とする吸収合併が予定されており、合併後の6月2日に「ワイモバイル株式会社」となる。代表取締役会長はイー・アクセス代表取締役社長のエリック・ガン氏、代表取締役社長はヤフー代表取締役社長の宮坂学氏。ヤフーの持ち株比率は99.68%(議決権比率 33.29%)となる。
【関連記事】
・DAC、ヤフーとスマホ向けリッチ広告を共同開発
・「Yahoo!トラベル」システム利用料を無料化へ
・ヤフー、アドビと広告クリエイティブ制作分野で業務提携
・オイシックス、ソフトバンクモバイルと提携
・ソフトバンクとガンホー、フィンランドのゲーム会社スーパーセルを買収