メタップスは、人工知能によるアプリストアのパターン学習を通し、アプリ開発者の意思決定をサポートするための支援業務を開始した。今後は、これらの人工知能による意思決定エンジンを、アプリ以外の領域にも応用していく。
これまで、アプリ開発における意思決定は、企画者の「経験」や「勘」といった属人的な要素に左右されるのが一般的であり、Google PlayやApp Storeでのランキングや売上順位といった点に着目した「人の目」による分析が行われてきた。
この度、同社の研究開発部門である「Metaps Lab」で進めている機械学習の研究を、先日事業を譲り受けた「AppDataBank」の過去3年分の蓄積データ解析に応用することで、アプリマーケットでの様々なイベントのパターンを人工知能に学習させ、開発者の事業投資最適化のための予測に活かしていく。
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