帝人は、2次元通信シート「セルフォーム」を、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末と連動したO2O型マーケティングツールとして展開する。「セルフォーム」は、シート内やシート表面を伝わる信号を使って通信する仕組み。従来、赤外線通信やBluetoothといった無線ネットワークを利用した店頭プロモーションでは配信が困難だった大容量コンテンツを、「セルフォーム」にタッチした端末にのみ提供することができる。
また、タッチした携帯情報端末の言語設定を認識し、同じ言語で情報を提供が可能。そのため、観光スポットや商業施設など外国人観光客に情報を提供することもできる。
「セルフォーム」の活用第1弾として、9月24日から大丸梅田店と共に、外国人観光客を対象とした日本茶に関するプロモーションイベントを実施する。これは、販促プロモーションスペースに「セルフォーム」を設置して、来客の端末がタッチされるとクーポンを提供するとうもの(今回は英語・中国語に対応)。
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