日本航空と大日本印刷は、空港内におけるiBeaconを活用した搭乗便情報の提供サービスに関する実証実験を開始した。
現在JALは、スマートフォン用アプリ「JAL Countdown」を通して、国内線の利用者に搭乗便情報をリアルタイムで提供している。今回、同アプリにiBeaconを活用したiPhone向けの新機能を追加。搭乗日当日に搭乗手続を済ませ、空港の保安検査場に近づくと、搭乗者のスマートフォンがiBeaconに反応してプッシュ通知されるようになった。通知からアプリを起動することで、運航状況や搭乗口、搭乗開始時刻の確認が可能。
今回の実証実験においてDNPは、空港におけるiBeaconの配置計画やアプリとの連携に関する技術開発支援を担当。今後も両社で空港内における活用を検討してゆく。
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