KDDIは、全てのサービスが入り口となる「中心のないポータル」を構築し、新しいモバイルインターネットの体験を創出することを目指した「Syn.(シンドット)」構想を始動した。
あわせて、様々なジャンルのインターネットサービス企業11社と共に、国内最大級の月間利用者数(4,100万以上)を持つ新たな連合体「Syn.alliance(シンドットアライアンス)」を設立するとともに、同メンバーに対して出資などを通じて支援をする。
また、第1弾サービスとして、10月16日より、「Syn.alliance」メンバーが提供する13のサービス(アプリ・webサービス含む)に共通サイドメニューを設け、各サービス間のシームレスな行き来を実現する「Syn.menu (シンドットメニュー)」と、「Syn.menu」内に表示される新広告メニュー「Syn.ad (シンドットアド)」の提供を開始した。
KDDIはこれまで「auスマートパス」、「au WALLET」などを通じてスマートフォンにでの新しい価値提供をしてきまた。現在、国内においてスマートフォンが浸透する一方で、付加価値やサービスを使いこなせていないという調査結果も出ている。「Syn.」構想を実現することで、ユーザーがスマートフォンから様々な付加価値やサービスを使いこなせる環境を目指す。
【関連記事】
・コロプラとKDDI、位置情報データを活用した商圏分析レポートの提供を開始
・60歳以上のシニア層のスマホ所有率は約3割【MMD研究所調査】
・スマホで使うアプリは平均27個/年代で利用時間の長いアプリに違いあり【ニールセン調査】
・LINEはスマホ時代のCRM基盤へ/DACなど9社、「LINE ビジネスコネクト パートナー」認定へ
・2014年アドテク広告市場は2,258億円/2015年にはスマホ広告がPC広告を上回る見込み