トランスコスモスとジーニーは、共同出資の新会社Simba Digital Pte Ltdをシンガポールに設立。11月中旬より、ASEAN10カ国でSSPの提供を開始する。今後、Simba社は2017年度までに3,000媒体・アプリへのSimbaSSPの導入を目指す。
SSP市場は米国および日本でのRTB市場の急拡大をうけ、今後ASEAN地域での急成長が見込まれている。一方で、現時点ではASEAN地域のメディアを集約する大手SSP事業者が存在せず、同地域に根ざしたSSPの提供が求められている。そこで、今回の会社設立と事業の展開に至った。
なお、トランスコスモスとジーニーは、2013年5月の業務提携より、トランスコスモスが提供する広告代理店機能とジーニーが提供する「Geniee SSP」との連携に取り組んでいる。
【関連記事】
・トランスコスモス、中国企業と資本・業務提携~EC向け流通事業へ参入
・ソフトバンクモバイル、ジーニーの協力によりSSP事業を開始
・AppNexus、WPPからプラットフォームと資金を獲得、SSP領域トップを目指す
・マイクロアド、最新鋭SSP『MicroAd COMPASS』リリース~スマホメディアの収益向上強化
・グローバルSSP「PubMatic」とDSP「FreakOut」がRTB接続を開始