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電通、アトリビューション領域に強みを持つ米ロケット・インタラクティブ社の株式取得へ

 電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国のデジタル・マーケティング・エージェンシー「Rockett Interactive, Inc.」(以下、ロケット・インタラクティブ社)の株式を100%取得することで同社株主と合意した。今後、ロケット・インタラクティブ社は、同社グループのデジタル・パーフォーマンス・マーケティング領域を専門とするiProspect(アイプロスペクト)ブランドとして事業を展開していく。

 ロケット・インタラクティブ社は2004年に設立。ディスプレイ広告や検索連動型広告を含むデジタル領域全般のキャンペーンを取り扱っており、特にデータ分析とアトリビューション領域に強みを持つエージェンシー。具体的には、消費者データや購入データと広告媒体のデータをマッチングさせ、消費者が商品・サービスの購入に至る過程で接触したデジタル広告を時系列に追跡・分析することで、各広告の購入への寄与度を明確にする同社ならではの技術を保有している。

 また、同社グループのCarat(カラ)が行っている「世界の広告費予測」(2014年9月)によると、2013年の米国におけるデジタル広告費は前年比で14.0%増。また、2014年、2015年も、それぞれ16.2%増、17.0%増と高い成長が続くと予測している。

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MarkeZine(マーケジン)
2014/12/18 09:30 https://markezine.jp/article/detail/21622

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