データセクションは、7月6日、テレビ番組に関するTwitter上の発言を分析し、話題を一元把握できるサービス「TV insight」の提供を開始した。今後は、番組ごとの視聴者像(クラスタ)分析、CMとの相関関係分析などの機能強化を想定しており、現場のニーズを捉えたバージョンアップを随時行っていく予定。
スマートデバイスの普及、そしてソーシャルメディアの登場は、「スマートテレビ」や「セカンドスクリーン視聴」などテレビ視聴に大きな変化をもたらた。特に、Twitterの台頭は、影響力・拡散性の点からテレビ視聴に大きな影響を与えると同時に、視聴者の“生の声”がリアルタイムに集まる、重要な情報源としても注目されている。しかしTwitterデータから、テレビ番組に関連したデータのみを抽出することは困難で、いかに効率よくデータ抽出を行うかが長年の課題だった。
この度提供を開始した「TV insight」は、同社が持つTwitter分析に関する長年のノウハウと、テキストマイニング技術を集約することで、不必要な情報を排除し、テレビ番組に対する視聴者の生の声を可視化。利用者の作業負担軽減と同時に、分析から得られる知見を活かしたソーシャルテレビ全体の価値向上を目指す。
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