日本IBMは、モノのインターネット(IoT)事業の専門チーム「IoT事業開発推進室」を新設した。同推進室は、IBMがビッグデータの情報管理、コンサルティング部門が幅広い業界のクライアントと培った業界の知見や先進事例のノウハウに、研究開発部門の先進技術力を加えることで、企業や産業界のIoT技術の活用を推進・支援する。
同推進室には、専任コンサルタント、ビッグデータや情報管理関連のソフトウェア技術者、研究開発部門の専門家、営業担当者などが属し、IoT活用を検討するクライアントへの導入コンサルティング、新ソリューションの開発、およびプロジェクトの支援を提供する。
なお、米IBMは日本IBMに先行して、2015年3月にIoT部門を新設。今後4年間にわたるIoT分野への30億ドルの投資と、IoTソリューションの構築を支援するクラウド型のオープン・プラットフォームを構築中であることを発表している。
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