ソネット・メディア・ネットワークスは、ゼータ・ブリッジと共同開発した「テレビCMリアルタイム連動型広告配信」において、ピーチ・ジョンのテレビCM放映後のDSPによるインターネット広告配信(バナー広告)の効果を測定する実証実験を実施した。
各時間帯でCM放映後、60分以内に広告を配信し、「放映から30分間以内」と、「放映から31分以降」のCTR上昇率を比較したところ、全時間帯におけるテレビCM放映後の広告配信のCTRは、30分以内の広告配信が、31分以降広告配信のCTRよりも高い傾向を確認した。また、全時間帯と比較し、CTRが高くなる傾向がみられたのは、7~9時台、22~24時台の放映後に広告を配信した場合であった。これまで、テレビCMとインターネット広告の連動における相乗効果について様々な考察があったが、実証実験の結果から、テレビCMとDSP(インターネット広告配信)の連動配信をすることで、CTRを向上させることがわかった。
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