Facebookは10月30日、複数枚の静止画を組み合わせて軽量な動画広告を制作することができる「スライドショー」をリリースした。昨今動画広告の普及が進む中、まだ課題も残っている。例えば、動画の制作コストが高かったり、新興国などに配信する場合、通信インフラが整っておらずターゲット層に対し動画広告を配信できなかったりするケースも少なくない。
そこで今回同社では「スライドショー」の機能追加に至った。同機能では、画像を複数枚用意するだけで動画広告が製作でき、動画制作の工数削減が可能になる。また、通常の動画に比べファイルサイズを縮小できるため、回線速度が遅い環境や、ローエンド機器の利用者への配信も行える。
同社では今後数週間の間に、全ての広告主への提供を進める予定だ。
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