アンルーリーは、11月11日、視聴者の何パーセントが動画広告をソーシャルメディアでシェアするのか、動画配信前に予測ができるツール「ShareRank」の日本でのサービス提供を開始した。これにより、消費者に対してどのような動画が受容されているのか、動画コンテンツのどの要素が効果的なのか、といったことがデータに基づき明らかに。動画制作・編集とメディアプランの作成を効率化する。
「ShareRank」は、2013年1月に米国、英国でサービスを開始。動画と消費者を結ぶ要素が何かを識別し、評価分析するツールだ。視聴者が動画コンテンツに対してどのような感情を抱くかを特定でき、動画コンテンツがもたらすサービスや商材に対するブランド想起や購入意向への影響を測定し、なぜその動画をシェアしたいと感じるかを把握できる。動画をソーシャルメディアで拡散したいキャンペーンを実施する前に、拡散を引き起こす要因が何なのかも把握可能だ。また、アンルーリーの動画配信プラットフォーム「Unruly Activate」を利用すれば、日本の4,500万ユニークビジター(comScore/2015年7月)への動画広告配信が可能となる。
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