MarkeZine(マーケジン)

MarkeZine(マーケジン)

記事種別

国内事例から探る、One to Oneカスタマージャーニーの構築&あらゆるシーンで顧客とつながる方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る
2016/01/13 10:00

 2015年12月3、4日、セールスフォース・ドットコムは「Salesforce World Tour Tokyo」を開催した。マーケター向けの基調講演ではエノテカ、リクルートジョブズ、コニカミノルタが登壇。顧客との関係構築をいかにすすめているか事例が紹介されるとともに、あらゆる課題に対応するMarketing Cloudの可能性が示された。

「あらゆるシーンで顧客とつながる」方法は既に存在する

 「今、顧客とつながる新たな方法が登場している。その方法とは『Marketing Cloud Connect』によって、One to Oneのカスタマージャーニーを構築することだ」。冒頭、米国セールスフォース・ドットコムのブライアン・ウェイド氏はこのように強調した。

米国セールスフォース・ドットコム Marketing Cloud チーフプロダクトオフィサー ブライアン・ウェイド氏
米国セールスフォース・ドットコム Marketing Cloud チーフプロダクトオフィサー ブライアン・ウェイド氏

 新製品「Marketing Cloud Connect」は、2015年9月に米サンフランシスコで行われたセールスフォースのイベント「Dreamforce」にて発表された機能。これにより、「Salesforce Marketing Cloud(以下、Marketing Cloud)」のデジタルマーケティング機能を、同社のSFA「Sales Cloud」をはじめとする6つのクラウド基盤と柔軟に連携することができるようになった。つまり、メールやソーシャル、広告、そしてWebテクノロジーからIoTまでを駆使して、これまで以上に顧客とOne to Oneの関係を築くことができるのだ。

 米国にてMarketing Cloudのチーフプロダクトオフィサーを務めるウェイド氏は、Marketing Cloudがこれまで複数の企業買収を通じて戦略的に形づくられてきたことを解説。2014年に同社が提示した企業ビジョン「Customer Success Platform」に触れ、Marketing Cloudはこの一翼を担うものだと位置づける。

顧客との関係構築に重要な5つのステップ

 「日本の消費者は特に、ネットへのアクセス率が高く、スマートフォンの普及・習熟度も高い。つまり、“つながっている”顧客がますます増えているといえます」とウェイド氏。このような状況を加速させているカギは、クラウド、ソーシャル、モバイル、データサイエンス、IoTという5つのテーマであり、これらのすべてを味方にマーケティングを展開できるのが、Marketing Cloudだと話す。

 Marketing Cloudは主に、「Mail Studio」や「Advertising Studio」といったチャネルごとの施策を簡単に展開できる5つの製品と、「Audience Builder」「Contents Builder」といった4つの機能によって構成される。マーケターはこれらを通して、カスタマージャーニーにおけるあらゆる場面で顧客とつながることができる。ウェイド氏はまた、「顧客との関係構築をカスタマージャーニーの視点で捉えると、ライフサイクルにおける5つの重要なステップが見えてくる」と話す。その5つとは次のものだ。

  1. 新規を獲得する「アクイジション」
  2. 購買をかなえる「セールス」
  3. 自社の顧客としてエントリーする「オンボーディング」
  4. 絆を深める「エンゲージメント」
  5. ファンとなり評判を広めてもらう「アドボカシー」

 最初のステップは、「アクイジション」。新規顧客の獲得だ。例えば、資生堂の直販EC「ワタシプラス」ではMarketing Cloudの「Advertising Studio」を使って1対1の広告キャンペーンを展開。Facebook広告をはじめとするソーシャル広告と、各種ディスプレイ広告、さらにメールも最適化し、ROIを見極めながら新規顧客の獲得を実現している。

次のステップは、「セールス」。この段階でポイントになるのは、セールス部門をマーケティング部門がいかに支援できるか、という点だ。ある不動産会社では、Marketing Cloudと並行してセールスフォースが扱うマーケティングオートメーションツール「Pardot」を活用し、マーケターの効率的なリード発掘と育成を実現、営業へとつなげる連携の円滑化に成功している。  残りのステップは3つあるが、イベントでは実際に各ステップで新たな取り組みを進める企業が登壇。その事例を紹介した。

 次のページからは各社の事例を紹介したい。

講演資料のダウンロードが可能です

 「Salesforce World Tour Tokyo」の講演資料をこちらからダウンロードできます。記事とあわせてご覧いただければ、より深く内容が理解できるかと思いますので、ぜひご利用ください!

本記事で紹介したレポートは……
Day2:12月4日 虎ノ門ヒルズフォーラム
【9-1セッション】
[Marketing Cloud プロダクトキーノート]One to One カスタマージャーニー エノテカ、リクルートジョブス、コニカミノルタなど、最新国内事例を一挙公開

◎ダウンロードはこちらから!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

著者プロフィール

関連リンク

バックナンバー

連載:イベントレポート

もっと読む

この記事もオススメ

過去の人気記事ランキング

All contents copyright © 2006-2016 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5