サイバーエージェント運営の調査機関オンラインビデオ総研は、テレビCMに接触しない層に対し優先的にWeb動画広告を配信する新サービス「LowTV Focus(ローテレ フォーカス)」の提供を開始した。
テレビをリアルタイム視聴する習慣が少なくテレビCMが届きにくい「ローテレ」層、テレビCMに多く接触する「ハイテレ」層を見分け、Web動画メディア上でテレビCMにほとんど接触しないユーザーに向けて優先的にWeb動画広告を配信することで、テレビCMだけではリーチできないユーザー層への配信精度向上と配信規模の拡大を図る。
同サービスは、慶応義塾大学の熊坂賢次研究室と共同で実施した「テレビCMに接触しない層のライフスタイルと、メディア行動に関する調査・研究」の結果をもとに開発したもの。
調査で得たデータを元に、同社のプライベートDMP「Right Segment(ライトセグメント)」と連携し、Web行動データ分析を行うことで、類似ユーザリストを作成。リストに基づいたターゲティング配信を行う。
また同社は3月中旬に、テレビ接触の多いユーザーに向けて優先的にWeb動画広告を配信する「High TV Focus(ハイテレ フォーカス)」を提供予定。
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